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早朝頭痛

Q.2か月くらい前から、明け方にかぎって頭痛がします。更年期障害のひとつなのでしょうか。コレステロールが高いとお医者さんから言われました。240くらいあります。食事と運動が中心で、薬は飲んでいません。また高血圧症気味ですが、薬を飲んでいるので下が72で、上が127です。漢方で良くなるお薬はありますか。(56歳、女性)

A.頭痛には、検査で異常が認められない『機能性頭痛』と、病気の随伴症状として起こる
『症候性頭痛』に大別されます。頭痛のほとんどは機能性頭痛ですが、まれに脳腫瘍や
クモ膜下出血という命に関わる病気が潜んでいる場合もあるので、検査などでご自分の
頭痛の種類を知ることも大切です。

さて、今回のご相談への回答ですが、寒くなってきて起こる起床時の頭痛(早朝頭痛)の
原因は、睡眠時に血流量が低下して脳内が『虚血状態』となったものが、起床と共に不足し
た酸素や栄養を脳内へ供給するために血液がたくさん送り込まれることで起こると考えます。

漢方では体を『気・血・水』の3つからなると考え、脳内の虚血状態もそのバランスが崩れた状態と考えて処方します。更年期などで自律神経のバランスが崩れたり、ストレス状態が続くと、体の元気が少なくなった『気虚』状態と、日常で使われる必要以上の酸素・栄養が消費されて、体内の血液が不足した『血虚』状態が起こります。さらに進むと体内の血分や水分が少なくなった『陰虚』状態に発展します。特に動脈硬化予備軍と言われている高血圧気味でコレステロールが高い方が、陰虚状態になると、血液の流れが滞る『瘀血』、さらに血分水分が不足するために、体内で産生された熱を冷ますことができず、熱がゆらゆらと上昇する『内風』という状態が現われます。これらの要因が早朝頭痛の正体です。

漢方治療では、気虚を改善する御種人参・黄耆・党参などの『補気剤』、瘀血を改善する丹参・桃仁・牡丹皮などの『活血剤』、内風を改善する釣藤鈎・菊花・防風などの『熄風剤』を、気血水のバランスだけでなく、生活環境・年齢・性格など1人1人の状態に合わせて組み合わせて処方します。

 代表的な処方としては、釣藤散、補中益気湯、杞菊地黄丸、十全大補湯、半夏白朮天麻湯などが良く使われますが、服用にあたっては漢方相談ができる場所で確認されてから服用されてください。

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