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気管支喘息

一般に「気管支喘息」は気管支へ侵入してくる異物を咳で排除する防衛反応が過敏反応することで、副交感神経が異常興奮し気道(空気の通路)が狭くなって痰がからんで咳込みゼーゼーヒューヒューが起こります。特に子供や老人に多い病気です。喘息の起こる原因はアレルギー反応が90%、それ以外として自律神経の乱れや内分泌(ホルモン)調節異常等が10%と言われています。
発作を起こす原因物質には個人差がありますが、感染症(かぜウイルス),天候,季節,運動,アレルゲン(
ダニ,カビ,ホコリ,ペット,花粉、 卵,そばなど ),煙(タバコ,花火,線香),大気汚染(暖房,車の排気ガス)、農薬などがあります。原因物質を全て取り除くには隔離でもしないと難しいのがお分かりいただけると思います。
【喘息のタイプ】
①アトピー型:外因性喘息とも呼ばれ、アレルギーの関与が明らかなものを言います。
小児喘息の9割程度がこのタイプです。
②感 染 型:内因性喘息とも呼ばれ、ウイルス感染が発症原因です。中高年世代に多く発症します。
③混 合 型:アトピー型、感染型が混在しているものを言います。
【発作の種類】 喘息の発作は季節の変わり目に夜から朝にかけてひどくなり易いのが特徴です。
| 小発作 |
日常生活は普通。本人は知らずに眠っているが何となくヒューヒュー、ゼーゼーが聞こえる。 |
| 中発作 |
日常生活は障害される。ヒューヒュー、ゼーゼーはよく聞こえ夜は目を覚ます。 |
| 大発作 |
日常生活は困難。喘鳴(ぜいめい)は著明で起座呼吸が頻繁。 |
【喘息のまえぶれ症状】 以下の症状が続いたら気をつけましょう。
| 息がゆっくりになる |
胸に圧迫感がある |
頭痛がする |
興奮する |
| 涙目になる |
冷や汗をかく |
熱っぽくなる |
のどがいがらっぽい |
| 口が乾く |
のどが痒い |
咳がでる |
いびきがでる |
| 鼻水が止まらない |
脈が速くなる |
すぐつかれる |
気がふさぐ |
| 眼の下にくまができる |
頭がおもい |
肩がこる |
背中が痛い |
【喘息の生活改善】
| ① |
ダニ・カビの除去:家や車のエアコンフィルター、絨毯、ぬいぐるみ、洋服ダンス、布団、洗濯機など
★湿度が75%を超えると繁殖します。湿度60%を目指しましょう。
★ダニなどの死骸を撒き散らさないように掃除は水拭きを多くしましょう。 |
| ② |
ノドへの刺激(ストレス)の除去:タバコの煙(喫煙者の煙も禁物)、花火や線香の煙など
★赤ちゃんがいる場合は家の中での喫煙は控えましょう。 |
| ③ |
過労の改善:睡眠不足、イライラなどの精神的ストレスなど
★自律神経の働きを正常化する上で大切です。 |
| ④ |
飲食不節の改善:不規則な食事、暴飲暴食、好き嫌いの軽減など
★加熱調理した食品を規則正しく食べることを心掛ける。夜10時以降の食事は禁止。 |
| ⑤ |
アレルゲンの特定:花粉、ダニ、ハウスダスト、カビ、ソバ、エビなど
★症状を悪化させる原因物質を特定することは予防する上で大切です。 |
【喘息改善と漢方薬】
漢方薬は症状、体質を総合的に判断して、気管支の炎症を取り除きながら炎症を起こしやすい体質を改善します。
昔ながらに生薬を土瓶で煮出す『煎じ薬』を診断結果をもとに調合して服用するものが効果的です。(漢方の基礎知識)
特に小児喘息の場合は発作時の西洋治療と安定時の漢方療法の併用が効果的です。
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