漢方無料健相談の八仙堂としてご利用ください
薬局開設許可:医薬 第21-302-008号
サイトマップ 個人情報保護方針
HOME 漢方相談 漢方処方 生活養生法 漢方基礎知識 通信販売お問い合わせ

不妊症と漢方薬

不妊症の定義
避妊をしない普通の性生活を営んでいる夫婦であれば、
一般に結婚後1年以内で
70%~80%、2年以内で80%~
90%が妊娠すると報告されています。女性の結婚年齢も
高くなってきていますので1年以上徴候がないときは早
めに不妊対策を考えた方がよいでしょう。
一般的な不妊原因としては、男性では精子の運動率や
量が問題となる造精障害・機能不全、女性では排卵障害
・着床障害・黄体機能不全・卵管障害・子宮障害(子宮
内膜症・子宮筋腫)・免疫性不妊など様々な原因が考えら
れます。

排卵の仕組み
生理が始まると卵胞刺激ホルモンが卵巣に指令を出し、
卵胞ホルモンが活発になり、卵巣内の卵胞が2センチ
程度になるまで大きく成長し、さらに子宮内膜も着床し
易くなるために肥厚して排卵時期を迎えます。
ここまでの変化が低温期に起こる変化です。

生理が始まって2週間程度で排卵を迎えた卵胞が割れて
卵子が飛び出してくるのが排卵です。

卵子は排卵されて24時間、精子は48時間が活性の高い
時期になるので排卵日に合わせた性交渉のタイミングを
計ることが大切になります。

漢方的な解釈
このように生理が始まってから高温期になるまでの低温期に
血液を通して酸素や栄養が運び込まれて卵胞や子宮内膜が
どのように育つかで、卵子の発育や高温期での体温上昇など
全ては決まってくるといっても過言ではありません。
基礎体温についてはこちらから
漢方治療では、大切な低温期に多くの酸素や栄養が必要と
なる排卵の仕組みを考えて、女性の場合は酸素や栄養を
運搬する血液を補っていくことを中心に『妊娠しやすく流産し
にくい体作り』を、男性の場合は精子の質を向上することを
目標にしてそれぞれの体質に合わせた治療を行います。
代表的な漢方薬については別表を参考にしてください。(別表)

《女性編》

タイプ別分類

主な生理前症状

代表処方

(かん)()鬱結(うっけつ)タイプ

・生理不順(周期不定)
・生理前後での情緒不安定
・生理前の乳房や下腹部の張り
・イライラして怒りやすい
・吹出物ができやすい

加味逍遥散合(かみしょうようさんごう)四物(しもつ)(とう)
逍遥散(しょうようさん)
女神散(にょしんさん)

()(けつ)両虚(りょうきょ)タイプ

・低温期が長めで体温低め
・色白で疲れやすい
・めまいや動悸がしやすい
・生理前に食欲がなくなる
・生理前に気分が落ち込み易い

・生理前に物忘れが増える

十全(じゅうぜん)大補(たいほ)(とう)
当帰
(とうき)
(よう)血精(けつせい)

参苓白朮散(じんれいびゃくじゅつさん)
※血液を増やす原料としてスッポンまむし粉末などを併用する場合が多い

()(けつ)タイプ

・月経痛が強い
・経血黒く、血塊が多い
・慢性的に頭痛や肩こりがする。
・顔が火照り、足が冷える
・唇の色が暗い紫色

・手足がしびれやすい

(とう)(こう)四物(しもつ)(とう)
桃核承(とうかくじょう)()(とう)
血府逐瘀(けっぷちくお)(とう)
芎帰調血飲(きゅうきちょうけついん)

(じん)(よう)虚弱(きょじゃく)タイプ

・高温期が低くて短い
・周期は長めで体温はガタガタ
・おりもの少ない
・冷え症で顔色白い
・トイレが近い
・生理中は腰が重だるく、下へ
 引っぱられるような痛みがある

八味地(はちみじ)黄丸(おうがん)
牛車(ごしゃ)(じん)()(がん)
(うん)(けい)(とう)
※冷えが強い場合は鹿茸を併用することが多い。

《男性編》

()(きょ)タイプ

・精子の運動率が低い
・疲労感が強く、性欲が起こらない
・日頃から胃腸が弱い

補中(ほちゅう)(えっ)()(とう)
柴芍六(さいしゃくりっ)君子(くんし)(とう)

(かん)(うつ)タイプ

・日頃からストレスが多い
・寝つきが悪い
・イライラしやすい
・肩こり、頭痛が起こりやすい

(さい)()加竜骨(かりゅうこつ)牡蛎(ぼれい)(とう)
加味(かみ)逍遥散(しょうようさん)

(じん)(よう)(きょ)タイプ

・精子量が増えない
・寒がりが多い
・夜間尿、頻尿傾向
・性欲が起こらない
・アレルギー体質(遺伝)

八味地(はちみじ)黄丸(おうがん)
海馬補(かいばほ)(じん)(がん)

最近話題になっている周期療法なども、素人判断での服用は避けて漢方薬に精通している医師や薬剤師に基礎体温表を持参した上で相談されて、ご自分の状況や妊娠の仕組みなどを理解した上で体質に合った方法で1日も早くに子宝に恵まれるように取り組んでください。
また、せっかく妊娠したにも関わらず15週目に入る前に流産してしまうケースが増えてきています。胎児の発育に欠かせない血液循環を悪化させる喫煙や冷たいものの摂り過ぎは絶対に避けましょう。男性の場合は元気な精子を造るためにも缶コーヒーやインスタント食品は控えましょう。


このページの先頭へ

Copyright(C) HASSENDOU All Rights Reserved.
ホーム / 漢方相談 / 漢方処方 / 生活養生法 / 漢方基礎知識 / 通信販売 / お問い合せ
サイトマップ / 個人情報保護方針